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小泉総理が唱えた「聖域なき構造改革」。最近では、人気が下火になってきたが、あの方ほど政界で道路公団や郵政の民営化、行政改革に対して真正面から挑んだ人は少ない。

企業経営も同じで、聖域に本気で挑む人は少ない。部下から聖域に触れるような企画が提案された時にと上司のとる行動パターンを考えてみると
①自分は関与しない(自己回避)
②社内の風向きを見ながら、様子を伺う(先延ばし)
③提案を全面否定(既存ありき)
といった行動が多いように思う。

では、聖域に挑む場合、どのようにすれば、変革を促すことができるのか。私の考えでは、後ろ盾を如何に構築するかであると思う。小泉総理の場合の後ろ盾は、世論。企業内では、想いを共通にするメンバーを増やす以外に手はないように思う。以前に肩透かしを何度も食らった経験のある方は、特に後ろ盾には敏感になりがちですね。反対に、自分が盾になれるかどうかは、人生観や仕事観にも関わりがあるように思う。

優秀な方が会社を退職していくのは、この後ろ盾を形成できないことが要因のように思えてならない。

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【2005/07/11 23:50】 | 熱き想い
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すぎた
「後ろ盾」論、全く同感です。たとえ創業経営者であっても。

後ろ盾の存在場所
じゃっく
小泉さんについては賛否はあろうかと思いますが、企業内で変革に挑戦しようとしている者にとっては共感する部分の多い政治家だろうと思います。
世間という後ろ盾を構築にする改革推進手法もそうですが、個人的には「地雷を踏んでも、死なないように踏む」みたいな野生の勘が働いているように思えるあたりも魅力かと。

さて、変革の際に後ろ盾を構築する重要性は理解しているのですが、その後ろ盾がどこに存在するのかを考えてみました。

個人的な経験では、社内のメインロードで後ろ盾を見つけるのは極めて困難だと思っています。何故なら、現行体制で成果を挙げた人がプロモートしているのでしょうから、それらの方々は基本的には聖域擁護派のはずです。仮に、プロモートに関する競争原理が働いて後ろ盾になってくれたとしても、その場合の動機は不純かつ計算に基づいたものでしょうから、強力な後ろ盾になりにくいのではないでしょうか。

では、どのような人が後ろ盾になってくれるのか。考えられるのは現行体制の影響を受ていない人(あるいは、影響を受けたくないと思っている人)・・・、例えば、出世街道に乗っていない実力者、現行体制に迎合していない若手、周辺事業で活躍している人、といった人たちが後ろ盾になってくれる可能性が高いのではないかと思えてきます。

そうなると、聖域へ挑戦する動きは企業の中核からは発生しないということになってしまいますね(変革はいつも周辺から)。
この辺りが、企業が抱える内部的なジレンマになっているのではないでしょうか???

また、変革推進者の中には後ろ盾を社外に求める人もいるかと思います(例えば、いつでも社外で通用するような能力を身に付け、いざとなったら会社を辞める覚悟で聖域に挑戦するみたいな)。「優秀な方なのに会社を退職する」人々の中には、そういう人も含まれているのかもしれません。


Big Voice
すぎたさま、じゃっくさま

コメントありがとうございます。

後ろ盾の存在場所は、確かにメインロードには少ないですね。もしあるとすれば、セブンイレブンのように社長自体が、異質な存在で、聖域を作らない風土を醸成させている企業に限定されるかもしれませんね。

>聖域へ挑戦する動きは企業の中核からは発生しないということになってしまいますね(変革はいつも周辺から)。
私も、いつもこの壁にぶち当たることが多いです。その時に大切にしていることは、客観的に正しいことが何かを見失わないようにしていることです。

本質的に、自分の主張が正しいと分かっていれば、相手より優位な視点(上位な視点)でみることができるからです。大学院にいってから、この点が、すごく自信に繋がっています。


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コメント
この記事へのコメント
「後ろ盾」論、全く同感です。たとえ創業経営者であっても。
2005/07/12(Tue) 08:49 | URL  | すぎた #-[ 編集]
後ろ盾の存在場所
小泉さんについては賛否はあろうかと思いますが、企業内で変革に挑戦しようとしている者にとっては共感する部分の多い政治家だろうと思います。
世間という後ろ盾を構築にする改革推進手法もそうですが、個人的には「地雷を踏んでも、死なないように踏む」みたいな野生の勘が働いているように思えるあたりも魅力かと。

さて、変革の際に後ろ盾を構築する重要性は理解しているのですが、その後ろ盾がどこに存在するのかを考えてみました。

個人的な経験では、社内のメインロードで後ろ盾を見つけるのは極めて困難だと思っています。何故なら、現行体制で成果を挙げた人がプロモートしているのでしょうから、それらの方々は基本的には聖域擁護派のはずです。仮に、プロモートに関する競争原理が働いて後ろ盾になってくれたとしても、その場合の動機は不純かつ計算に基づいたものでしょうから、強力な後ろ盾になりにくいのではないでしょうか。

では、どのような人が後ろ盾になってくれるのか。考えられるのは現行体制の影響を受ていない人(あるいは、影響を受けたくないと思っている人)・・・、例えば、出世街道に乗っていない実力者、現行体制に迎合していない若手、周辺事業で活躍している人、といった人たちが後ろ盾になってくれる可能性が高いのではないかと思えてきます。

そうなると、聖域へ挑戦する動きは企業の中核からは発生しないということになってしまいますね(変革はいつも周辺から)。
この辺りが、企業が抱える内部的なジレンマになっているのではないでしょうか???

また、変革推進者の中には後ろ盾を社外に求める人もいるかと思います(例えば、いつでも社外で通用するような能力を身に付け、いざとなったら会社を辞める覚悟で聖域に挑戦するみたいな)。「優秀な方なのに会社を退職する」人々の中には、そういう人も含まれているのかもしれません。
2005/07/12(Tue) 09:03 | URL  | じゃっく #JalddpaA[ 編集]
すぎたさま、じゃっくさま

コメントありがとうございます。

後ろ盾の存在場所は、確かにメインロードには少ないですね。もしあるとすれば、セブンイレブンのように社長自体が、異質な存在で、聖域を作らない風土を醸成させている企業に限定されるかもしれませんね。

>聖域へ挑戦する動きは企業の中核からは発生しないということになってしまいますね(変革はいつも周辺から)。
私も、いつもこの壁にぶち当たることが多いです。その時に大切にしていることは、客観的に正しいことが何かを見失わないようにしていることです。

本質的に、自分の主張が正しいと分かっていれば、相手より優位な視点(上位な視点)でみることができるからです。大学院にいってから、この点が、すごく自信に繋がっています。
2005/07/13(Wed) 01:17 | URL  | Big Voice #7w.zRapU[ 編集]
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