様々な意思決定の支援をお仕事としている者が書いたブログです。お仕事やプライベートを通じて、気のついたこと、ハッとしたこと等を書き留めています。
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本日は、A君(9歳年下)と話をしていて、私にとって大変衝撃的なことが起こった。それは、加重平均計算の意味が分からないというのだ。

例を挙げて説明すると、
500円/Lの製品(100ml入)1本と、600円/Lの製品(200ml入)1本、700円/Lの製品(300ml入)1本が入った3本入り製品(600ml)のL当たりの単価はいくらという出題を行ったときに発生したことだ。A君は、

(500+600+700)/3=600円/Lという計算をした。

私は、こんな計算をするのを初めてみたので一瞬目を疑った。彼は、加重平均と単純平均の区別がついていないのだ。そこで、私はA君にこのような質問をした。「あなたは加重平均処理や期待値を知っている?」と。A君の答えは、もちろんNOでした。このときに、今まで、養ってきた自分の知識とのギャップに迷った。なんて説明したらいいのか分からない。当たり前と思ったことが全く通じない。そのような体験は、皆さんにないでしょうか?

 私には、偶然、加重平均という計算プロセスを通じて生じましたが、自分の持っている常識とまったく異なった学歴又は価値観を持った人に出会った場合にどのような対策を講じるべきか?すごく考えどころです。

「お前こんなことも知らないのか?」といい、突き放してしまうのは、本当に簡単です。私ももう少しのところで言いそうになりました。が、今回は私にしては珍しく良いほうに解釈して、「偶然学習してこなかった分野なのかもしれない」と言って、教育プログラムのせいにしました。皆さんなら、どのような言葉を出したり、態度を取ったでしょうか?

今まで常識と思っていたことが根本から覆された時の対応として、なぜ、そう思ったのか、よく聞くことが大切だと、あるコンサルタントから聞きました。この「よく聞く」という言葉が頭をよぎったおかげで、今回は、本人を傷つけることなく済みました。しかし、年齢格差のある若者と接し、自ら考えさせることのもどかしさを感じ、苦しんだ1日でした。「怒る」という生理現象を我慢することは本当に苦しいものですね。

【2005/05/30 23:50】 | 管理会計
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