様々な意思決定の支援をお仕事としている者が書いたブログです。お仕事やプライベートを通じて、気のついたこと、ハッとしたこと等を書き留めています。
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・国際組織でパリに本部があり日本に支部がある。
・怪事件や異変を専門的に捜査し、宇宙からのあらゆる侵略から地球を防衛することがミッション。
・構成メンバーは、ムラマツ・キャップ、ハヤタ、アラシ、イデ、フジの5名。

ここまで書いて気が付いた人は、40歳以上で子供のころによくテレビを見ていた方かもしれません。これは、初代ウルトラマンで描かれていた科学特捜隊(科特隊)のことである。それにしても、1960年代後半に描かれたテレビ漫画のバーチャルな世界で語られた、科特隊について、大学の先生方が、まじめに議論し、列記とした出版物になっているのは驚いた。
確かにそういえば、大学院時代に金井先生が、ウルトラマンについて、論文を寄稿したとおっしゃっていたのをこの書籍を読んでいてふと思い出しました。

彼らの分析している視点は、現存する企業集団にもぴったりあてはまる。例えば、
①いちいち、電話やFAXなどの通信手段によって、パリ本部の指示を仰ぐ必要はなく、5人のメンバーが自在に状況に貢献できる柔軟性を持ち合わせていたこと。
②怪獣出現という不確定要素・状況変数の多い突発的現象に対して、各隊員がそれぞれのエキスパート能力とパーソナリティから自分の情報解釈を述べ、対策を提案できる組織風土であること。
③戦時と平時で表面的には全く異なった特徴を併せ持つ組織
④科特隊員のモチベーションは、採用、選抜されていることにあること

などである。
これらの項目はいずれも、特別な任務(職務)を負わせるときに必要な組織の形だ。この科特隊の組織は、ある意味当時の日本企業に欠けていたことを示しているかもしれないと感じたのは私だけだろうか?

たまには、非現実の漫画話と現実の企業経営を結びつけて考えて
みるのも真の理想型が明らかになって、いい刺激になるかもしれない。

ウルトラマン研究序説 科学特捜隊の組織・技術戦略を検証する
中経出版 編・著 SUPER STRINGS サーフライダー21(1991)¥1400

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【2005/07/03 22:55】 | 組織行動
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ウルトラマン研究序説あの「ウルトラマン」の科学特捜隊の組織・技術戦略をまじめに検証したものをまとめたものです。
2005/07/05(Tue) 22:42:26 |  仮想本棚&電脳日記
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