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 このたび、山崎豊子さん原作の「不毛地帯」がフジ系列で今週からドラマ化されるに伴い、先行して、原作を購入。第1巻を読み始めました。この長編小説は、全部で5巻あり、テーマが戦争、シベリア捕虜、商社事業。これらを見事に表現しています。この小説のモデルとされている方は、元伊藤忠商事会長の「瀬島龍三」さん。彼はエリート軍人で、1945年7月1日、関東軍参謀に任命され、満州へ赴任。同年8月15日の日本の降伏後、極東ソ連軍との停戦交渉に赴くも、捕虜となってしまいます。その後、瀬島さんはソ連のシベリアへ11年間抑留されることとなってしまう。この間、連合国側から極東国際軍事裁判に証人として出廷することを命じられ、ソ連側証人として出廷した。シベリア抑留から帰還後、1958年に大手商社の伊藤忠商事に入社する。入社3年目の1961年には業務部長に抜擢され、翌年に取締役業務本部長、半年後に常務となり、その後も、1978年には会長に就任しました。
 小説では、この間に発生した苦難を非常にリアルに表現しています。特に、シベリア捕虜生活の悲惨、惨忍さは読んでいて悲壮感漂うものがあります。こんな時代には二度としてはいけないと思ってしまいますね。インターネットで、瀬島龍三さんを検索してみると、いい面、悪い面、評価が分かれているようです。我々は、戦争を知らない世代には、分からない経験がたくさんあるので、是々非々で見ていきます。特に、人、組織を動かすことなど、この方の参謀としての考え方は、現代にも通じることなので、いいところを切り取りたいですね。

「白い巨塔」「華麗なる一族」「大地の子」と山崎豊子さんの小説が、近年ドラマ化されているときには、いつも原作を読んで見比べてしまいます。原作とドラマの違いがあって、なぜそうなったのかを考えてしまいますね。
 今月24日に映画が公開となる「沈まぬ太陽」も山崎豊子さんの力作の一つ。渡辺謙主演なので、どんなふうにできあがっているのかワクワクします。

【2009/10/12 21:44】 | 政治
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