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9月16日に花王の「エコナ」製品の一時発売中止が報道されました。私も愛用していた商品であっただけに非常に残念です。
9月16日エコナ関連製品の一時販売自粛について
エコナ関連製品の一時販売自粛について 第1報
エコナ関連製品の一時販売自粛について 第2報

問題となった成分は、グリシドール脂肪酸エステル。この成分が加水分解されると発がん性が疑われているグリシドールになります。このグリシドールはずいぶん前から欧州で発がん性が懸念されてたようで、日本の厚生労働省の審議会でも2004年1月に発がん性の実験結果を発表しています。
問題は、エコナ クッキングオイルにグリシドール脂肪酸エステルが一般の油よりも多く含まれているということです。花王の発表した分析値では、一般の食品が0.5~9.1ppmであるのに対して、エコナが91ppmと10~180倍近く高くなっています。全国消費者団体連絡会や主婦連合会が動き出す様子もでてきており、これから消費者庁がどう動くか、注目したいですね。

こういった背景の中で、私が気になったことは次の3点。
一つ目は、1999年に特定保健用食品の認定を受けた後、2004年に厚生労働省も発がん性のある物質の前駆体を含んでいることに気がついているのに、なぜ特定保健用食品を認可し続けたのか?特定保険用食品の認可を取り消す動きがあってもよかったと思います。
二つ目は、発売中止を発表したタイミングがなぜ今年の9月16日なのか?いみじくも民主党政権が誕生して間もないころ。政治情勢が変化して、指摘を受ける前に自らゲロしたと受け止められても仕方のない時期です。
三つ目は、放送局の報道で花王バッシングがなされないことです。これは本当に不思議です。花王のこれまでの培ってきた誠実な取り組みがそうさせているのでしょうか?


【2009/09/26 08:29】 | 経営戦略
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