様々な意思決定の支援をお仕事としている者が書いたブログです。お仕事やプライベートを通じて、気のついたこと、ハッとしたこと等を書き留めています。
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財務会計上の質問に応じてもらうために、ある経理担当者と話していた時のこと。私が、「限界利益が○○円だから、あまり儲からないんですよ」というと、キョトンとした顔。その時、「限界利益」という言葉が管理会計用語であることに初めて気がついたのです。財務会計では、必要ない言葉だったのです。

教科書的にいうと、限界利益とは、以下の通りです。
限界利益=売上-変動費
(限界利益@=売上@-変動費@)
この限界利益が固定費より大きくなると初めて儲かるということになります。

1つ商品を売ると、限界利益@がいくらになるかは、管理会計上非常に重要です。どこの企業の経営者も知りたい項目ではないでしょうか?

経理担当者がこの限界利益の概念を知らないということは、どういうことかを改めて考えてみると、内部での意思決定に、「この条件で実績データを出力すると役に立つので、この実績区分が必要かも?」なんて、全く意識しないのでしょうね。そのような状況で算出された決算情報は、すぐにそのまま意思決定に使用できる情報になり得ないということを意味しています。

経理業務を担っている者が、ある種、決算を正しく行うための「マシーン」になってしまっているようで非常に危機感を持ちました。本当に役立つ数字とは、一体何か?いつもそのような問題意識を持って、決算データを作成してほしいものです。

【2005/06/14 22:31】 | 管理会計
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