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9月19日の日経新聞で、優良企業ランキング、「NEEDS-CASMA(日本経済新聞社の総合経済データバンクの多変量解析法による企業評価システム=Corporate Appraisal System by Multi-variate statistical Analysis)」で、武田薬品工業が1位の評価を受けました。武田薬品工業は、毎年、上位を占めている企業のうちの1つです。今年の上位5社を見ると、以下の通りで、規模と収益性が高い企業が占めています。

順位 証券コード 会社名  総合得点 規模 収益性 安全性 成長力
1 4502 武田薬品工業(株) 1000  89  70  83   52
2 6954 ファナック(株)  968   78   73   97    53
3 9437 (株)エヌ・ティ・ティ・ドコモ
              950 92 77 59 39
4 7203 トヨタ自動車(株) 933   100  55  51   53
5 7751 キヤノン(株)   930   91   63  63   53

この評価点の付け方が日経NETに公開されていたのでよく読んでみると記者50人が選んだ企業ありきで、その企業を後付で数値評価する仕組みになっていることがわかりました。この50人が良いとした企業の評価モデルが、規模が36.6%(前年度は36.6%)、収益性が35.3%(同27.9%)、安全性が17.7%(同16.3%)、成長力が10.4%(同19.2%)と、規模と収益性を重視したモデル式となっていたんですね。

こういった優良企業を評価する仕組みというのは、非常に難しいですが、日経新聞は、出た数値結果に納得性を求めるために、事前に網を掛ける仕組みを考えたのでしょう。みんなが納得する企業を選んでおいて、その企業モデルに評価式を算出するなんて、それでいいのかなと思った次第。後付ではないやり方があっても良いような気がしました。

この評価方法では、急成長している企業が評価されない仕組みですね。ここでは、そういった意図がありありと見えました。

【2006/09/20 23:46】 | 気付き
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