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神戸大の三品和広教授の待望の書籍「経営戦略を問い直す」(ちくま新書¥700)が9月10日に出版されたので、早速購入してみました。この書籍では、まるで、三品先生の授業を受けているような気分になりますね。大作である戦略不全の論理経営は十年にして成らずより、非常に読みやすく、先生のお考えと客観的データのコンビネーションが絶妙に組み合わさって説得力ある内容となっています。

例えば、ヒロセ電機SMKウシオ電機岩崎電気キーエンスオムロンなど、実質売上高と実質営業梨利益の2軸で示すグラフをもって見事に戦略の違いを指摘しています。三つの共通する特徴は、手が伸ばせば届く売上に、敢えて手をつけていないところにミソがあるようです。「売上は伸ばすものではなく、選ぶもの」という言葉が印象に残りました。

また、有名な経営者で知られるマイケル・デルについて、彼の著書で何を述べているかではなく、「何が述べていられないか」が重要と指摘しています。こういう視点で、書籍を見る必要があるのかと、ハッとしました。

最後に、度数分布表のまとめ方が非常にユニーク。2のべき乗で表現されているため、利益が、何倍になっているのかを見るのに非常に分かりやすくなっています。また、歴代社長在任期間と売上高営業利益率という変わった軸で表したエポックグラフがあるのかと、新鮮に思いました。

大学生と社会人のMBA生、そして、研究を通じての経営者と人生のいろんな過程をみることで、多岐な視点で解説がなされています。二度読み三度読みに適した書籍です。

【2006/09/18 19:32】 | 経営戦略
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よしかわ
私も早速買って、読み始めました。マイケル・デルについての記述に興味がありましたが、「何が述べていられないか」について、ほとんど書かれていませんでした。P.10に「詳細は別の機会に譲る」とありますが、そこが知りたいのにと言う感じです。一度先生と話をする機会があればと思いました。

そうですね
Big Voice
先生の指摘している書籍は、恐らく「デルの革命」だと思います。
私も5年前に読みましたが、何が書かれていないかは、よく思い出せませんね。いい機会なので自分でももう一度読み直して見ます。


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この記事へのコメント
私も早速買って、読み始めました。マイケル・デルについての記述に興味がありましたが、「何が述べていられないか」について、ほとんど書かれていませんでした。P.10に「詳細は別の機会に譲る」とありますが、そこが知りたいのにと言う感じです。一度先生と話をする機会があればと思いました。
2006/09/19(Tue) 00:37 | URL  | よしかわ #-[ 編集]
そうですね
先生の指摘している書籍は、恐らく「デルの革命」だと思います。
私も5年前に読みましたが、何が書かれていないかは、よく思い出せませんね。いい機会なので自分でももう一度読み直して見ます。
2006/09/20(Wed) 07:57 | URL  | Big Voice #-[ 編集]
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