様々な意思決定の支援をお仕事としている者が書いたブログです。お仕事やプライベートを通じて、気のついたこと、ハッとしたこと等を書き留めています。
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いつも仕事をしていて迷ってしまうのが、Aが正しいか、Bが正しいかという議論になったときです。A or B という選択に迫られた時に、私がよく使う手法が7:3の論理である。

例えば、会社が合併するシーンで考えてみると、一番失敗するケースが対等合併。角をたてないようにしているつもりが、何をしても中途半端で、何も選択をしていない。みずほ銀行のシステムトラブルなんかが丁度いい例である。
これに対して、7割という圧倒的なシェアを握って合併すると合併側と被合併側にはっきり分かれ、舵を切った状態にできます。勝敗がハッキリすると、営業拠点や生産拠点の統廃合がうまくことが多い。7割になると変な拮抗意識もなくなり、スムーズな意思決定を行いやすい。たとえ、意思決定が間違っていても、3割を残しているので軌道修正が可能です。

また、競争サプライヤーが2社あるケースを考えると1:1の比率は競争しているようでしていないことが多い。もたれあい構造に陥りやすいため、半分受注がもらえるのが当然みたいなことがよく起こる。反対に、1:1を3:7や7:3にシフトすると、3割の方は敗者が明らかになって、真剣に次回の挽回策を考えるようになる。つまり、振り子をどちらかに振ると次にとる対策がはっきりするのです。

この勝者と敗者をハッキリさせることが、意思決定をする時にはものすごく重要なことであると思っています。いつまで経っても選択をせずに、あーでもない、こーでもない、と迷っていると時間だけがロスしてしまう。そんな現象が皆さんの身の回りに起こっていませんか?リスクを勘案して、舵を切る勇気をもつことが、まさに今経営者に求められていることではないでしょうか?

【2005/06/23 21:03】 | 経営戦略
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