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e212b75d.JPG本日は、MOTのフォラムに参加してきました。
一部上場企業の研究開発担当の役員をなさっている方、元役員の方が多く参加しているフォラムです。今回は、そのフォラムに、私の大学院時代の友人が講演をするというので、その活躍ぶりを拝見しに参りました。

講演のテーマは、「新しい研究開発テーマ評価手法-リアルオプション法」でした。大学院時代に彼は、このテーマで論文を書き、MBAを取得したツワモノ。私は、同じゼミだったので、大筋は把握していましたが、改めて聴いても新鮮でした。

リアルオプションという言葉も最近はよく聞くようになりましたが、簡単に言えば、ディスカウントキャッシュフローで計算するNPV法を更に進化させたツールです。数学的な計算式をみるととっつき難い部分もありますが、本質的にキャッシュフロー計算を行うことは、NPV法と何らかわりがなく、経営判断に柔軟性をもたらしてくれます。

このリアルオプション法は、いろいろなオプション、例えば、延期する、撤退する、成長するといった様々なオプションから得られる事業価値をネットキャッシュフローで評価できるところがいい反面、複雑な計算式を理解しにくいいった側面があります。

ただ、彼の職場では、量子力学など研究開発の理系の集団を相手に導入したためか、物理の理論に酷似していいる部分もあり、抵抗感が少なかったとのこと。反対に、営業利益がわからないといった特殊な世界のようでした。これにはびっくりですね。

このリアルオプション法は、10年以上の長期にわたるテーマに有効なようです。

私も彼のおかげで、この手法の本質を理解できました。感謝、感謝。

ちなみに、リアルオプションを簡単に理解する一番いい書籍は下記の通りです。分かりやすい表現を使っているので、初心者にお薦めです。

コーポレート・ファイナンス入門(2004) 砂川 伸幸 日経文庫 ¥830

コーポレート・ファイナンス入門

【2005/05/28 21:56】 | ファイナンス
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