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原価計算の計算方法によって、期中の単価推移が大きく変化します。年次総平均法では、毎月累計で原価計算を行うので、半年以上経過すると安定してきます。つまり、第3コーナーを曲がったところではじき出される原価単価は、かなり精度が高いと思って良いですね。残り3ヶ月、どの程度影響するのかを考える上で非常に役に立ちます。ところが、移動平均法では、毎月の繰越及び受払の結果で計算していくので期中の単価変動が激しい。売上高や売上数量のように、毎月足していけるものはいいのですが、売上原価は毎月足していくには非常に難しい。移動平均法は、受払によって原価単価が大きいため、非常に読みにくい傾向にあります。

なぜかというと、棚卸資産に残る金額があるためです。棚卸資産が多くなると、一見払出しされた原価単価が下がる方向に動くため、会計上の利益がよく見えたりするものです。棚卸資産が増えることは、キャッシュフローが悪くなるので、実質的には良くないのですが、この原価単価の上下の動きを理解することは非常に重要です。この動きを知っていないと将来を予測できません。一度簡単な数字をいれてみて計算してみると分かりやすいです。毎月の損益計算書を見ている人は、特にこの動きを理解しておくことをお奨めします。

原価計算は、奥が深く、はじき出された数字が、どのように計算するのかを知っておくと、会計数字の理解が深まりますね。

【2006/01/25 01:13】 | 管理会計
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