様々な意思決定の支援をお仕事としている者が書いたブログです。お仕事やプライベートを通じて、気のついたこと、ハッとしたこと等を書き留めています。
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通常企業の決算は、売上高から、企業活動にかかった費用を差し引いて利益を計算します。財務会計は、実際に起こった内容を会計数字に表してくれます。自社だけでなく、、他社においても、中味を噛み砕いてみていくと、実に、企業家活動がよく分かるものです。

ところが、これら実績とは異なって、予算編成では、このプロセスが全く逆に発生します。つまり、利益を10億あげたいと思う目標があって初めて売上数量及び売上高をいくら上げればいいのかを考えていきます。

個別商品の原価、販売管理費用などを考慮して、積み上げていくわけですが、この未来予測の仕事は、本当に難しい。予算なんて、どうせ当てにならないと言い張る人ほど、これがないとでないとか、何だかんだ言い分をつけて算出論拠を持とうとし、自分でリスクを負うことをしません。そこで、自分でリスクを負わない人は、予算を与える資格がないのではと思ってしまいます。

予算とは、不確実な将来のリスクをどれくらい会計数字に反映させるのかということだと、最近考えるようになりました。ストレッチした目標を持たない人に、費用の予算を与えない。これに限ります。努力する跡が見える部署には、資源を与えるようにすればいいですね。前年が1億円使ったので、今年も1億円欲しいなんて、もってのほか。ゼロベースで考えさせることに徹します。

このメリハリをつけることで、前向きな考え方をしてくれればいいのですが、実際はそんな簡単にいくものではないですね。時には、感情のぶつかり合いになるデリケートな予算。費用を執行するサイドから前向きな意見を引き出すにはどうしたらいいのかを考えてしまいます。

このシーズンは、早く終わってほしいですね。

【2006/01/22 01:30】 | 管理会計
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