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昨日に引き続いて、仮説思考について述べます。
私の行った下記の二番目の作業を紹介しますが、ここから、連想する力が重要となります。
>②メリット計算をする上で必要な要素項目のピックアップ及び要素データの収集

昨日の鳥取県進出背景調査で得られた情報から、すこし活動範囲を広げます。
サントリー社にとって、メリットとなる項目、具体的には、コストダウン金額の推定です。コストダウンの基本公式は、単価差×実施数量で計算します。
②-A まずは、コストダウン効果のある販売数量の推測からです。
私は、サントリー社の社内情報にアクセスできる人間ではないので、連想してはじくことにします。コストダウン要素は、物流費と見ているので、関西圏及び中国・四国地方で販売されているサントリー社の天然水の販売数量を類推します。
具体的には、昨日の調査から、日本ミネラルウォータ協会という団体があることを発見。この団体が統計調査を実施しており、そこで、2004年のミネラルウォーターの生産量が、1,296千klであることが分かりました。あとは、マーケットシェアがいくらかが分かれば、サントリー社全体の生産数量がわかります。紹介記事の中に、マーケットシェアが22%と記載されていたので、生産数量=販売数量と考えると、サントリー社のシェアは、1296×0.22=285千klと分かる。
後は、中国・四国・関西地方の販売数量を導き出す方法です。
これは、飲料だから、人の数に比例して消費量が変動するはずと考え、日本の人口比率が使えるのではないかと考えました。
つまり、(中国・四国・関西(人))/日本全国(人)
で計算します。これは統計局のデータが使えそうです。
(34,599千人)/1億2692万5千人=27.3%
と計算できました。これらから、285千kl×27.3%=77.8千kl
と導き出すことができました。

②-B 次に単価差の推計です。これは最後に逆算することとし、一旦留保。ただ、日本地図を眺め眺めながら考えると、ぼんやり浮かんできます。

山梨→関西 と 鳥取→関西 の単価差
熊本→中国・四国 と 鳥取→中国・四国 の単価差
が関連しそうだとか、ヤマト運輸の料金表をぼんやりみると、トラックの台数と走行距離に比例して物流費は増えそうだと仮説がおけます。
後は、基準となる単価を何を参考にするかだけです。

ちょっと話がマニアックになってきましたので本日はここまでにしますが、このように、ある前提をおいて類似現象を想像して仮説を設定し、簡単に収集できそうな身近な数字に置き換える発想をもつと、意外と目的数値を推計できることが可能になります。

続きは、明日以降に述べます。。。

【2005/06/17 23:24】 | 経営戦略
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