様々な意思決定の支援をお仕事としている者が書いたブログです。お仕事やプライベートを通じて、気のついたこと、ハッとしたこと等を書き留めています。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

子供と話をしていても、つい怒りたくなってしまうことが多い。私は、昔から感情がすぐに顔に出てしまうタイプで、相手に悟られることがしばしば。チームで勝負をするときには、こういった感情がプラスに働くことも多いですが、ビジネスをするときには、感情がコントロールできないとマイナスに働くことの方が多い。例えば、サプライヤーとの交渉をしていても、こちらの感情が見え見えになってしまうことは、手の内をばらしてしまうことに等しい。部下に指導をするときでも、説得力が欠けてしまうことも多い。この歳になっても、つい「怒り」を抑えることができず、感情をコントロールすることは難しいと思っています。

将棋の名将である羽生善治さんは、最近出版された「決断力」の中で、「感情のコントロールができることが実力につながる」と指摘しています。中学生で、プロ棋士になり、七大タイトルを独占したことで有名な羽生さんでさえも、感情をコントロールすることは難しいといっています。勝負の途中で諦めかけたことが相手に伝わってしまい、結果敗者になってしまうことがあるとのこと。この反省を受けて、彼は相手に不利だと見せること、やられたと思わせることは、実は、自分の実力を上げることだと考えています。

私が子供ともつい喧嘩をしてしまう姿を見て、家内は、「大人になれないね」と半ば呆れ顔。自分でも抑えようとしても、売り言葉に買い言葉になってしまうのです。自分は、どんな努力をすれば、この種の現象に大人化できるのか、よく考えてしまいます。

羽生さんは、この感情をコントロールするためにどのような努力をしているかといえば、勝負の結果を次の日に残さないようにしているとのこと。大局が終わったら、その日のうちに、勝因、敗因の結論を出すことにしているという。彼の実力は、日付をまたいで、前日までの感情を引きずらないこと、自分のよかったところ、悪かったところを当日中にリピートして完全に消化してしまうところが強さの秘訣かもしれません。実力を上げるには、こういった努力が必要なのでしょうね。

実は、感情の変動というのは心の不安からきているように思う。それは、自分に実力がないか、経験不足か、のケースが多いですが、いずれにしても、日頃のトレーニングに掛かっているように思います。昔に比べたら、かなり冷静になれるようになったと自分では思うのですが、家内に言わせて見ればまだまだのレベル。彼女に子供と言われないようにすることが、結局早道かもと思っています。

【2005/12/24 11:05】 | 組織行動
トラックバック(0) |
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。