様々な意思決定の支援をお仕事としている者が書いたブログです。お仕事やプライベートを通じて、気のついたこと、ハッとしたこと等を書き留めています。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

東証のシステムダウンで、11月25日に役員処分の発表があったところですが、今度は、みずほ証券の件も、システムにも問題があったと東証が発表した。このシステムは、富士通が納めたものですが、2回も続くと悪評が立ちますね。しかし、連続してシステム異常が起こるということは、まだ、他にもバグがあるかもしれないと考えても不思議ではない。

しかし、なぜ、ここまでシステムのトラブルが続いてしまったのか?開発では要件定義から、基本設計、詳細設計、検証といったフェーズがありますが、この期間が不十分だったのかもしれません。また、要件がきっちりつまらないのに次のステージを進めてしまういったシステム開発のプロセスに問題があったのかもしれませんね。前回の東証の発表の仕方を見ると、いかにも富士通が悪いといわんばかり。今回も、恐らく、その種の切り口で攻め立てくるのでしょうね。

しかし、こういったシステムトラブルが起こる原因は、ユーザー側に問題があるケースが多い。例えば、意思決定できない人がリーダーである場合は、何回も仕様変更が起こり、完成してみれば、一から作り直した方がましということもしばしば。検証もシステム屋任せにしていて、自ら手を施していないなど汗をかいていなかった部分はなかっただろうか。私の経験からいうと、優秀なSEは、
①ユーザーの使用している言葉の違いを敏感に感じ取る。
②ユーザーの要求する矛盾を指摘する。
③安易にできないことをできるといわない。
④難しい問題に直面した時に、複数の解決案を提案できる。
⑤体系的網羅的に検証できる。
ことが言えます。特に、言葉を上手に使い分ける方は誤解が少ないですね。どんなSEでも、ユーザーの力量で、システムの質が大きく変化してしまうと思うのです。今回の原因がどちらにあるのか、真偽はわからないですが、東証は、富士通ばかりに責任を負わせずに、自ら襟を正す姿勢を出す必要があるように思います。役員処分のあった7人が何人残るかをみれば、今回の件の処分の厳しさがわかるでしょうね。

【2005/12/12 23:32】 | 経営戦略
トラックバック(0) |
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。