様々な意思決定の支援をお仕事としている者が書いたブログです。お仕事やプライベートを通じて、気のついたこと、ハッとしたこと等を書き留めています。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

表題はヘンリーフォンダ主演の古い白黒で一幕一場ものの映画ですが、今見ても非常に参考になる内容でした。日本語でいうと「12人の怒れる男」。父親の殺人の罪に問われている少年に対して、陪審員12人の男たちが怒りなどの感情を爆発させながらも、一体有罪(guilty)なのか無罪(not guilty)なのかを討論していく陪臣員室でのやり取りが描かれています。殺人、裁判公判のシーンは一切なし。この陪臣員室で語られ内容についての言明をしているだけなのですが、陪臣員の判断が少しずつ変わっていくプロセスは、実によくできていると思いました。

論理的思考の行い方、少数意見の見方、偏見に満ちた前提で議論を行う怖さなど限られた情報下での集団での意思決定を行う時によくありがちな過ちと、それを是正していく時に見られる自然発生的なリーダーシップは、現代社会にも十分通じる内容です。特に、良質の質問をすることの大切さを学ぶにはいい内容だと思いました。
この映画は、慶応ビジネススクールや欧州経営大学院(INSEAD)の教材にもなっているようです。現代映画のような華々しさはないですが、お奨めの映画です。


【2005/11/29 21:24】 | 組織行動
トラックバック(1) |
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
疑いの余地があるから、無罪。三谷幸喜監督作品「12人の優しい日本人」の元ネタである、「12人の怒れる男」をやっとこさ観ました。アメリカ陪審制を舞台に、人を裁くことの難しさを説く、とてもよく出来た作品です。(←どっちかて言うと、「12人の優しい日本人」
2006/01/28(Sat) 16:42:25 |  耳の中には星の砂の忘れ物
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。