様々な意思決定の支援をお仕事としている者が書いたブログです。お仕事やプライベートを通じて、気のついたこと、ハッとしたこと等を書き留めています。
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経営学者が見ると映画やドラマはこれほどまで違うのかと思うほど良く観察されているのが、金井壽宏先生田柳恵美子さん共著の「踊る大捜査線に学ぶ組織論入門」。この書籍は、主人公である織田裕二が出演する「踊る大捜査線」の映画で使っているセリフやシーンを細かく観察し、組織論にあてはめて、経営学・心理学的視点から語られている。私が特に印象に残ったのが、青島刑事の上司のスリーアミーゴズ。彼らがなぜ「やる気のない上司」になったのか、そして、その無能さがかえって現場の組織の風通しをよくしているかもしれないという推論については、非常に共感しました。私もピーターの法則をもっと勉強したくなりました。

本年の9月に出版された書籍なのですが、偶然、私の友人も同じ書籍を購入し既に読破していたことが判明し、感度が同じところを向いていたのかと思うとうれしくなりました。彼の印象は、「人は同じ映画を見ても視点を変えればこれほどまで変わるのか」と指摘。確かに、ここで語られている内容は、組織に属していない人にとっては、想像し得ない部分が多いかもしれません。また、アクションも少ないし、コメディも中途半端と思うところがしばしば。しかし、私も彼同様、DVDを入手しこの書籍を読んだところ、実に組織のダイナミズムが描かれていると思いました。

アマゾンドットコムの映画論評をみても、あまりよくなかったこの映画。経営学の視点からみると画期的に参考になる言葉がちりばめられているんですね。多様な見方をすることの大切さを改めて感じました。

【2005/11/22 23:34】 | 組織行動
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