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今日は、小川先生がコーディネイトした現代経営学研究所のワークショップ「売り逃さない仕組み」の講演会に参加すべく、神戸大に行ってきました。六甲おろしが吹いて、肌寒い日でしたが、わざわざ行った甲斐があり、非常に勉強になりました。

小川先生の基調講演では、セブンイレブンの経営についてのお話がありました。既存の文献等で言われている競争優位性、例えば、出店方式であるとか、粗利分配方式、店舗起点発注、多頻度小口物流、などすでに知っている内容も多かったですが、その中でも新たなトピックがいくつかありました。その中でも特に印象的だったことを3つ述べます。

一つ目は、セブンイレブンと他の流通企業との違いについてです。セブンイレブンは、天候の変化や近くの道路状況、地域イベントなどの情報に非常に敏感であるということ。例えば、セブンイレブンは、雨が降り出す前にかさを陳列するが、ローソンやファミリーマートは、雨が降り出してから、陳列をするそうです。また、帰省で渋滞する道路に位置している店舗では、チューインガムを年末は下りの道路に多く在庫するのに対して、年始は上りの道路の店舗に多く在庫し、且つ下り店舗の在庫を少なくするそうです。確かに、私も、眠気覚まし用にガムをよく買いますが、そんな所まで需要予測がされているとは知りませんでした。

二つ目は、賞味期限と販売期限についてです。賞味期限にうるさいCVSがいつまで商品を販売するのかという話。特に、日配品で賞味期限が非常に短いお弁当、スパゲティ、サンドウィッチ類は、システム的チェックが入るようです。システムを導入しているNECの方が仰っていたので、間違いないと思いますが、賞味期限時間の2時間前まで販売しているそうです。この時間を過ぎるとレジで分かるようになっているとの事。恐らく、賞味期限を過ぎて、販売して、クレームがあるとメーカーに文句を言えないからかなあと思った次第。

三つ目は、店舗を支援するフィールドカウンセラーと店舗数についてです。セブンイレブンは、1人で7店舗までしか担当しないそうです。それを上回ると、店舗管理がルーズになるのだという。デイリーヤマザキは、1人で15店舗だから、ケアの程度が違うという指摘をされていました。セブンイレブンでは、この関係を7:1の関係と読んで、7の倍数より多くしないのがコツとしているようです。人が指導できる限界を7の倍数で語るには、よほどのバックデータか痛い経験があるのでしょうね。

流通からメーカーに起きている大きな波は計画サイクルの週次化。この波に、如何に対応していくかが、メーカーの生き残り策の一つであると思いました。

【2005/11/19 22:20】 | マーケティング
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