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本日は、計画のサイクルのもう一つの課題である目標管理について述べます。

計画のサイクルは、昨日に記載したように、次の6パターンがあります。
①週別(1年を52週とみなす)
②旬別(1ヶ月を3等分)
③月別(1年=12ヶ月)
④四半期別(1年を4等分)
⑤半期別(1年を2等分)
⑥年別

目標管理の計画サイクルは、SCMのパターンと異なり、もう少しレンジが長いです。つまり、上の分類でいうと、③~⑥の領域になります。上場企業では、四半期決算の開示が要求されるので、どんどん短くなる傾向にありますが、④~⑥の目標で動いている企業が多いのではないでしょうか?

この計画のサイクルは結構いい加減。自分の活動目標を立てる時に、1年先なんてわからないよという人が多いと思います。実際、自分がこうしたいという想いが人一倍あるのなら、1年くらいのサイクルでも目標にズレはないのですが、「YESマン」にとって、1年というサイクルはあまりにも長い。トップが、おかしいじゃないのといえば、すぐ方向を是正する。反対に、言われるまで何も是正しない。これでは、期初に掲げた目標が達成できるわけがない。目標に対する執着心、そんなものがないと、長く続かないでしょう。

この計画のサイクルで特に気をつけないといけないのが、実際に進捗がはじまったあと、目標との乖離が大きくなってきた時、つまり、目標が形骸化しはじめたときです。皆様なら、何パーセントくらいのずれなら、その乖離を許容するでしょうか?戦略テーマによっても異なりますが、私の直感では、目標対比80%以下になると人は動かないように思っています。つまり、自分が逆転できる可能性がどれくらいあるのかによって、モチベーションの高さは大きく異なるのです。新製品で一発逆転、そんな幻想を抱いている間は、まだましです。一発打っても、同点にもなりゃしないと思い始めると転がり始めるのは早いです。80%とは、そのギリギリのラインではないでしょうか?「ヤレヤレ(実行せよ)」と指示を出す人は、実績を如何に真摯に受け止め、軌道修正するかが重要です。評論家は社内にはいりません。宴席で愚痴をこぼすのなら、正式な会議で議論をしてほしい。「このテーマでは○○への想いがあるから、このように実行に移します」なんて、本気で言える人が社内に何人いるか?このような発言ができる人がいると、役職に関わらず賞賛したくなります。1年の目標を立てるときにいつもこんなことを感じています。

計画と実績を見ながらタイミングをみて是正し、傷が大きくならないうちに是正して見直しをすることが本当に重要だと思うことが多い今日この頃です。

【2005/06/09 22:39】 | 経営戦略
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