様々な意思決定の支援をお仕事としている者が書いたブログです。お仕事やプライベートを通じて、気のついたこと、ハッとしたこと等を書き留めています。
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どんな活動をして、目標とする利益を出すのか?予算を作成する時には、それを達成するための具体的な施策が必要です。○○商品を出して、売上高○○億円とか全く実現性の乏しい内容が余りにも多いこと。たまに新製品がヒットして、実現できることもありますが、それには、何年も前から研究開発に取り組んできた結果であることが多い。今突然湧いてきたものではない。その下支えを理解している人がどれくらいいるのだろうか?何年かに一回こんな神風があたると、その麻薬を止めることができなくなるんですね。

予算を作る段階になって初めてあせってしまう。こんなことがよくあります。4月から何をしていたのかと問いただしたくなるのですが、目先の利益だけを追いかけていると、こんな新製品中毒にかかってしまうんですね。もっと長期的な視点で見る人がしっかりと判断しないといけないと思った次第。

経営者の1年間の活動計画を組み立てることの大切さ、中期的な視点の重要性を痛感した1日でした。
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【2006/01/30 23:07】 | 管理会計
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自分の算出したデータがそのまま損益計算書に反映されるとなると作成後も非常に気になります。もし、間違っていたら、と不安になって、夜中にふと目が覚めることもあります。確か、どこかの証券会社も桁を間違えて大損したよなと思い出します。夢の中で、エクセルがフリーズしたり、大きな間違いがあったなんて、うなされることもしばしば。睡眠もゆっくりとることができないスリリングな3週間でした。

予算編成担当者はホワイトカラーの季節労働者なので、年間ずっと続くわけではないと割り切ると、こういったシーズンもあっても気が引き締まっていいかも。予算作成者というのは、作業は苦しいですが、一方で統制する責任があります。そんな機会を与えてもらっているのはありがたいことです。仕事がないので何をしようかと考えるのと比べると、充実していると思っていいのかもしれません。体を壊したら何をしているやら分からなくなりますが、出来る限りのストレッチをしてやってみることは、能力の限界にチャレンジでき、成長できるいいきっかけですね。

予算編成をやらされていると解釈する人は、作業担当者から外れた方がいいでしょうね。主体性がないと、意思がこめられないですものね。こんなことがしたい、あんなことがしたいということがあって初めて予算が作成できるものです。単なる集計屋さんなら、機械にやらせた方がよっぽどましです。

苦しい日も、のど元過ぎれば、それが自信につながるものですね。

【2006/01/29 22:51】 | 管理会計
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大量のデータをハンドリングするのには、上手にデータを扱わないとファイルが重たくなり、再計算や保存に時間が掛かってしまいます。私が扱っているエクセルファイルの大きさは、何と40メガバイト。通常のファイルが100キロバイトくらいなので、大体400倍。データ参照先も多く、非常に重い。フィルタをかけると、再計算に時間が掛かってしまいます。再計算を手動にすると、少し動きが早くなりますが、見た目に計算されないので少し不安になります。これくらいのファイルになると、ファイル自体が壊れる危険性が非常に高くなるので、1日に3回以上別名で保存して、バックアップしています。例えば、○○データ_060128_2230.xlsといった具合に、日付と時間をファイル名に入れるように工夫をしています。そうしないと、どのファイルが最新のか分からなくなってしまうからです。

また、ファイル保存自体にも2分くらい掛かってしまうので、何をしても手待ちが多くなります。ただ、バックアップを取ることの方が重要なので、我慢しながら作業しています。こういったことも、一つのリスク管理。3週間かけてつくり込んで来たファイルが提出直前に壊れるとお先が真っ暗になります。現に私も以前にこの種のトラブルにあったことがあり、この現象には、非常に神経を使っています。そのため朝一番は、ファイルをコピーして別名保存してから仕事を始めます。

40メガバイトのエクセルファイルは、そもそも、エクセルの限界かなとも思ってしまいます。10メガを超えると危険領域と判断しています。アクセスを使って、もっと簡便に操作できないか検討の余地がありそうです。

【2006/01/28 23:02】 | 管理会計
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予算編成の峠を過ぎて、明日を過ぎれば、やっと人間的な生活に戻れます。食事や睡眠の乱れた生活を送っていると何か体調異変が起こってきますね。毎年、この時期になれば顔に吹き出物が多くなります。

それはさておき、ここで、提出期限に間に合わなかったことを反省して、来年に向けての課題を考えたいと思います。そもそも予算とは、ある一定の前提条件に基づいて作成されるものです。その条件とは、時間の経過とともに、刻々と変化していきます。どの条件で作成するのが良いかは、各企業が属する業界特性にもよると思うのですが、なかな決め難いものです。大勢の人間が作成プロセスにかかわり、細かい情報を元にデータを作成しようとすると、1つのアウトプットに1ヶ月以上かってしまうこともあります。そうすると、作成前提条件が提出時には、全く別の環境になってしまうこともあります。

予算は、未来予測であり、不確実な状況で作成されるもの。したがって、あらゆるところに矛盾を抱えています。私が考える結論は、どこかで決め打ちするしかないということ。ある一定以上のところは追わないことにしないことです。そうしないと、いつまでもまっていてもいたちごっこで止め処なく作業が続きます。

私も、この作業に関わって4年目。今まで1回も提出期限に間に合ったこと無し。それもこの作業をしている間は、毎年、人間的な暮らしはできていません。その原因は、自分のスキルが足りないためであり、工夫をすれば、何とか間に合うと思って、毎年改善を繰り返して、システムを構築したり、インプット情報を変えたり、事前準備をするものを増やしたりしてきました。4年目の今年は、かなり工夫を加えたのにもかかわらず、提出期限に間に合わなかったのです。悔しくてたまりませんが、事実は否定できません。ということは何か他にも問題があると考えました。その問題点を5つにまとめてみました。

①自分のスキルの上達スピードが遅い
②そもそも、作成スケジュールに無理がある
③必要とされる要求水準が毎年細かくなってくる
④部下の指導力が足りない
⑤作成する作業ボリュームが理解されていない

このほかにもいろんな理由がありますが、結果的には、自分の努力目標でスケジュールを決めてはいけないというのが、今回の大きな反省点であると考えました。今回の結果を踏まえて、もっと事前の打ち合わせをして、プロセスを改善をしていきたいものです。

もう眠たくなってきました。明日で打ち止めにしたいのでもう最後まで気を抜かずがんばりたいです。

【2006/01/28 02:01】 | 管理会計
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予算編成の最後の追い込みをしていたら、夜が明けてしまいました。昨日の1日は、長が~い日でした。それでもまだ完成していない。。。。締め切りを守るって難しいですね。

段取りをもっと考え直さないといけないです。次回に生かすべく記録を残しておきます。

【2006/01/26 07:01】 | 管理会計
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原価計算の計算方法によって、期中の単価推移が大きく変化します。年次総平均法では、毎月累計で原価計算を行うので、半年以上経過すると安定してきます。つまり、第3コーナーを曲がったところではじき出される原価単価は、かなり精度が高いと思って良いですね。残り3ヶ月、どの程度影響するのかを考える上で非常に役に立ちます。ところが、移動平均法では、毎月の繰越及び受払の結果で計算していくので期中の単価変動が激しい。売上高や売上数量のように、毎月足していけるものはいいのですが、売上原価は毎月足していくには非常に難しい。移動平均法は、受払によって原価単価が大きいため、非常に読みにくい傾向にあります。

なぜかというと、棚卸資産に残る金額があるためです。棚卸資産が多くなると、一見払出しされた原価単価が下がる方向に動くため、会計上の利益がよく見えたりするものです。棚卸資産が増えることは、キャッシュフローが悪くなるので、実質的には良くないのですが、この原価単価の上下の動きを理解することは非常に重要です。この動きを知っていないと将来を予測できません。一度簡単な数字をいれてみて計算してみると分かりやすいです。毎月の損益計算書を見ている人は、特にこの動きを理解しておくことをお奨めします。

原価計算は、奥が深く、はじき出された数字が、どのように計算するのかを知っておくと、会計数字の理解が深まりますね。

【2006/01/25 01:13】 | 管理会計
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予算編成とは、一体どんなプロセスで行われるのか?実際に作業をしたことのない人にとっては、よく分からないものです。
私が、今、懸命に取り組んでいる予算編成は主に4つのプロセスに分かれます。

まず一つ目は、何を目標にするのかを議論するプロセス。売上高、利益、コストダウンなど、財務を頂点に、その施策プロセスを議論すること。施策無しで、財務目標だけが立つとものすごく苦しい。最後のストレッチ目標として持たせるのはまだましだが、大半が施策無しとなると、社員のモチベーションに大きく影響します。組織の長のキャラクターにもよりますが、仮説でこの方向で事業を伸ばしたいと思う内容を財務数値に落としていけるようにします。ここは普段からの計画がモノを言いますね。

二つ目は、インプットデータの準備です。予算を作るために、誰からどんなデータもらい、自分でどんなデータを抽出するのかを決めます。データウェハウスが充実していると、自在にデータが取れますが、その際にも、仮説が必要です。「AならばBの現象がおこるのではないか」という仮説に基づいて、データを取る癖をもつようにすると、数値との対話が楽しくなります。予算編成には、仮説思考がないといい仕事ができませんね。

三つ目は、積み上げる作業。ここが担当者のスキルの発揮しどころ。原案作成のもっとも大変なところです。単純にエクセルのスキルだけでなく、平易な間違いのチェックを行うなど精度も求められます。

四つ目は、組織長の意思による変更。予算は、組織長と経営者との握り合いにの結果でもあります。ここでどれだけストレッチするかは、組織長の器量に掛かってしまいます。

現在三つ目と四つ目の作業状態にあるわけですが、組織の歪を肌で感じることが多いですね。なんとか改善したいものです。

【2006/01/24 03:26】 | 管理会計
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4-3の会計年度の会社は、このシーズンになれば、今期の状況がほぼ見えてきますね。私の勤務する会社も例外ではありません。すると、今期どうなると会うたびに結果を催促するメンバーがいます。その影響のせいか、同じ説明をする回数が多くなります。

その時に威力を発揮するのが、普段の分析力。この種のカテゴリは、このような現象が起こっているから、原価が上がる、下がるなど、みんなが忘れてしまったようなことも含めて、会計数字に表して、答えなければなりません。決算期のみに分析しているようでは、この種の答えに回答できません。月次決算で起こっている内容を毎月把握し、その特徴を掴まえておくと、早く分析する切り口が見つかるものです。

しかし、その誤差はどのくらいまで多めに見てもらえるが一般的なのでしょうか?私個人的には、±0.2%の精度(約1億円)以内の予測精度を持つ必要があるように思っています。しかし、現実的には中々当たらないんですよね。


【2006/01/23 02:37】 | 管理会計
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通常企業の決算は、売上高から、企業活動にかかった費用を差し引いて利益を計算します。財務会計は、実際に起こった内容を会計数字に表してくれます。自社だけでなく、、他社においても、中味を噛み砕いてみていくと、実に、企業家活動がよく分かるものです。

ところが、これら実績とは異なって、予算編成では、このプロセスが全く逆に発生します。つまり、利益を10億あげたいと思う目標があって初めて売上数量及び売上高をいくら上げればいいのかを考えていきます。

個別商品の原価、販売管理費用などを考慮して、積み上げていくわけですが、この未来予測の仕事は、本当に難しい。予算なんて、どうせ当てにならないと言い張る人ほど、これがないとでないとか、何だかんだ言い分をつけて算出論拠を持とうとし、自分でリスクを負うことをしません。そこで、自分でリスクを負わない人は、予算を与える資格がないのではと思ってしまいます。

予算とは、不確実な将来のリスクをどれくらい会計数字に反映させるのかということだと、最近考えるようになりました。ストレッチした目標を持たない人に、費用の予算を与えない。これに限ります。努力する跡が見える部署には、資源を与えるようにすればいいですね。前年が1億円使ったので、今年も1億円欲しいなんて、もってのほか。ゼロベースで考えさせることに徹します。

このメリハリをつけることで、前向きな考え方をしてくれればいいのですが、実際はそんな簡単にいくものではないですね。時には、感情のぶつかり合いになるデリケートな予算。費用を執行するサイドから前向きな意見を引き出すにはどうしたらいいのかを考えてしまいます。

このシーズンは、早く終わってほしいですね。

【2006/01/22 01:30】 | 管理会計
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部下が、きっちり管理業務を出来ない場合はどうしたら良いのか?課長クラス、部長クラス、夫々のマネジメント方法があるかと思います。部下の人数にもよるのかもしれませんが、本来あるべき姿としては、後継者に任せていくということが、基本です。ところが、お金にまつわる案件については、はやり、自分の目で確認することが重要であると思っています。任せっぱなしは絶対駄目。あとで、痛い目にあう可能性が高いです。普段からの肌感覚、特に単価、頻度、数量の大まかな目安を頭にインプットしておくことが一番。それが頭に入っていないのなら、前年実績、当年予算、当年進捗率、増加率を添えて、比較するのが一番ですね。増減要因を経営現象で説明できるかどうかを考えるとよいでしょう。1年間を12等分するのも一つの手です。こういったところから疑問をぶつけて、質問が帰ってこなければ、怪しいと思うのも確認方法の一つです。

もちろん、現地現物で確認できれば一番よいですが、データで見るテクニックがあると説得力があるものです。特に著しく、変化の激しい項目を見つけ出すことが常に必要ですね。そういったことを発見するためにも、グラフなどに可視化することも大切です。

【2006/01/21 00:48】 | 管理会計
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インリン
予算で困っていてるときにこのブログに出会いました。
先を見越して段取りができると良いのでしょうけど、新たな職場では、先の見えない恐怖と戦っていくことになります。
はじめからそんなにうまくはいかないですよね。。。。
あと1週間ほどは忙しく過ごすことになりそうです。

私の部下は新入社員です。スキルを高めるなんて次元にはほど遠くて、会話の仕方・文章の書き方から、ムチで叩いて指導しています。
会話や文章が、小学生の日記みたいで、論理的展開がないんです。
こういうのって、最初からできる子もいますが、できない子はなかなか直らないものですよね。
まあ、調教しがいがあると考えるようにします。
すみません、愚痴っぽくなっちゃって。
良い仕事仲間に恵まれている管理人さんがうらやましいです。



Big Voice
インリンさま

初めてのコメント感謝します。同じく予算に悩むメンバーとして共感していただき光栄です。
>スキルを高めるなんて次元にはほど遠くて、会話の仕方・文章の書き方から、ムチで叩いて指導しています。
まずは、共感させることが大切なのではないでしょうか?指示を受ける人の性格によりますが、私の場合は、徹底的なスパルタ方式をとっています。ただ、前向きな思考パターンをとれるように、自分の態度に気をつけてます。自分が、逃げたら、部下も逃げると思うので、絶対に人のせいにしないというポリシーで指導しています。1回目のミスは、私の責任といって本人には伝えていますが、2回目以降は、あたなの責任といって、二度と発生しないような動機付けをしています。説明する時でも、1回しか言わないからよく聞いておくようにと前置きして、指示するようにしています。細かいことの指導は、意外と重要ですね。そんなところに会話が生まれて、コミュニケーションが促進するのかもね。言葉と態度が管理職に求められるスキルの一つであると思っています。

>良い仕事仲間に恵まれている管理人さんがうらやましいです。
良い仲間になるか、手ごわい部下になるかは自分の腕次第のところもあります。教育も仕事の一つですね。

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大量のデータを扱えることは、その人の強みでもあり、反対に人に仕事がついてしまう傾向があります。特に、営業管理系、ロジスティクス系、経営管理系など、会計上のデータや物流数量のデータをうまく使えるスキルをもっていることは、個人にとっても会社にとっても非常に重要。私も、品質管理系や管理会計系の仕事を通じて、マイクロソフトアクセスやエクセルといったソフトウェアを駆使して、分析をできるようになりました。新しい仕事をする度に、仕事のやり方、データの活かし方を考え、簡単なアプリケーションを使うなどして、合理化を提案して変えてきました。

しかし、この種の大量のデータを使った仕事が長く続くことって本当にいいことなのか疑問も持つことがあります。確かに、同じ人が継続して分析するようになると、社内の傾向やデータリソースをうまく活かして、短時間で答えを導き出すことが可能となります。でも、同じ人が行っている間は、やり方が限定されてしまい、会社にナレッジが残らない傾向が強くなると思うのです。私も、常にそうならないように標準化に努めていますが、現時点では、中々、それをオープンにできていません。

現状の仕事の行い方に常に疑問を持ちながら進め、改善をしたら、次の部署に移る。それが、私のスキルに求められることなのかもしれないと最近思うようになりました。もっと、標準化に努めないと、単に社内の便利屋だけになってしまいかねないと不安になってしまいます。自分なりの付加価値の付け方を考えないといけないと思った次第です。

今週末も、もうひと頑張りしないと。。。

【2006/01/20 01:45】 | 管理会計
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キャリアパス
じゃっく
仕事のできる人に仕事がどんどんと集まってしまう。
その仕事の内容が本人のキャリアアンカーと一致している時は大した問題は起こらないのでしょうが、そうでない場合は会社/従業員双方にとって不幸ですね。

本来、まずは会社(マネジメント)が従業員のWill(キャリアプラン)を確認し、その上で双方の都合の妥協点を見出しながら、キャリアパス計画や実際の業務担当を決めていくべきだと思います。
でも、「目先の成果を求めたり」や「そこまで手が回らなかったり」して、なかなかそこまで出来ない会社も多い。従業員が「便利屋になっちゃうのでは?」「この仕事だけで一生を終えてよいの?」と不安感を持った時点で、その人のポテンシャルを引き出すこと(能力発揮の最大化)に失敗しているような気がします。
でも、従業員の能力開発・発展を考慮したマネジメントに過度に期待出来ない会社では、従業員自らが防衛するしかないのでしょうね。。。

極論すれば、ある程度の規模の会社では「その人しかできない」という仕事なんて無いと思っています(ある日突然、社長がいなくなったとしても、会社は運営されていく)。また、そのようにしていかなければリスクマメジメント上も宜しくない(代替戦力は常に育てておかなければならない)。
人材育成には積極的な人材流動化が不可欠でしょうし、そのためには、ある程度のスラックは見込んで人材配置を考えていかなければならないのだろうと思います。
いずれも、わたしの会社の抱える課題です。頭が痛い・・・


Big Voice
じゃっくさん

いつもコメントありがとうございます。先日は、集会に参加できずに申し訳ありませんでした。予算を無事終わらせて、次回には参加したいと思います。

>ある程度の規模の会社では「その人しかできない」という仕事なんて無いと思っています(ある日突然、社長がいなくなったとしても、会社は運営されていく)。また、そのようにしていかなければリスクマメジメント上も宜しくない(代替戦力は常に育てておかなければならない)。

本当にそうあるべきだと私も思います。ただ、そのためにはステップが必要で、標準化するプロセスが必要なんですね。また、その仕事に、高度な判断を要すると特に難しいです。未分化な組織では、そういった標準化の努力をしようとも思わないかもしれませんね。いつまでも自分が担当しないという気持ちで、常に将来に向けての標準化を心がける必要があろうかと思います。その為にも人事異動は、役に立ちます。そろそろそのシーズンになってきましたね。

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もうすぐゴールと思って作業を進めていても中々進まない。
作業をしようとしたら、別件の電話に依頼事項。俺に話しかけないで作業時間を与えて欲しいと思って、のど元まで言いたくなるのですが、相手が目上の方となるとそうもいかないですね。

部下の作業ボリュームを理解することも重要なのでは思った次第。いっそのこと、俺は聴牌状態だとおおらをだすべきなのでしょうか?
しかし、もっと効率的にできる方法はないのか。暇な時にもっと考えておかないといけないですね。

今日は、もう頭が回らないのでギブアップ。お休みなさい。。。。

【2006/01/19 03:26】 | 管理会計
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本日も、ライブドアの強制捜査に始まり、ヒューザー小嶋社長の証人喚問、宮崎勤被告の死刑確定など多くのニュースが飛び込んだ日でした。というのに私は、黙々と分析業務と予算編成で追われた日々でした。正月から、13日間連続のお仕事で、だんだんくたびれてきましたが、ニュースに目を向けることもなく、まっしぐらの作業。

ただ、本日うれしいことが1点。
4月から、一生懸命鍛えてきたパートナーのスキルレベルが、最近かなり上がり、そのことがこの期に及んで効いてきました。自分で動いて、積極的に情報を取ってきて、すぐにアクションを起こす。仕事の優先順位の付け方や、対人折衝など、忙しいからこそ教えられることもあるんだと改めて認識しました。特に、その仕事は本当に明日までにしないといけないことなのかと、疑問をもって考え、上手に断るテクニックを身につけたことは大きい。こういった時にこそ身につくスキルかなと思った次第。

忙しいから説明しないで自分でやってしまうことは、教わる側の学習機会を奪うばかりではなく、精神的な成長を妨げてしまうんですね。忙しいときには、その時にしか味わえないことを教える必要性を感じました。あともう1週間苦しい日々が続きますが、パートナーと自分のスキルアップと思って、前向きに解釈して精神的な緊張を継続していくつもりです。こういった時には、1日26時間くらい欲しいなと思ってしまいます。

【2006/01/18 01:40】 | 管理会計
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1月も半ばを過ぎると、第3四半期の状況が明らかになってきます。四半期決算が、義務付けられてから、この時期は非常にタイトな状況になります。第3四半期の実績分析、それを踏まえての通期見込み翌期の予算とトリプルパンチに出会います。予算編成だけでも結構なボリュウムなのに、3つの作業が重なると、猫の手も借りたい心境になります。
予算だけを優先させると、今期の見込みとの差異を説明しにくくなりますし、通気見込だけでもいけない。ひどく苦しみますね。

経営者は、実績が出てしまった事実は無視できないので、実績との差異が説明できないと納得しない。かといって、予算は4月1日から執行できるように、4月中旬には、全員が納得したものでなくては意味がない。いづれにしても、管理会計担当者は、この時期に作業が重なるのは避けられないです。

こういった状況の中で私が心がけるようにしているのは次の3つ。

1つ目は、作業スピードをあげることです。
丁寧に分析していても作業が遅ければ意味がない。提出期限を過ぎれば、どんどん立場が苦しくなります。自分だけが取り残され、一番最後に出した数字の結果だけの要因にされて、悪者扱いにされる可能性があります。人の記憶は不思議なもので、最近のものだけがよく残る傾向があるんですね。そういった事態にならないように、作業スピードを上げるようにしています。そのためにも、仕込み、段取りが非常に大切です。決算数字が出るまでに作業を前に倒して開始しておくのです。つまり、作成シートは、過去実績を参照するようになっているので、これを事前に作成しておいたり、データ形式で、ピボットテーブルを更新するだけのシートを作成したり工夫を行うことです。また、提出相手のリクエストフォームをよく確認することも重要です。後から、この項目が欲しかったなんていわれると、作業が2倍になってしまうことがありますものね。また、時々、自分のところにインプットされる前に進捗状況を見ておくと自分の作業を留める要因を排除できます。


この作業だけでも随分時間を食うものです。したがって、結果が出る前に出来ることがないかを常に考えるようにしています。前年の反省点も必ずメモしておいて翌年に活かすようにしています。

2つ目は、出来上がった成果物は1日前には完成させることです。作業が完成したと思った当日に行った確認作業は、結構甘いことが多い。これは私だけの特性なのかも知れませんが、布団に入る前に、ふっと確認作業がもれていることに気づくことが多い。1晩寝て、翌日に新たな気持ちで確認すると、いろんなことに気づいて精度を上げることにつなげることができるものです。気持ちを新たにして確認するプロセスは重要です。

3つ目は、インプットデータを盲目的に信用しないことです。
これを全面的に信用して、作業を進めてしまうと致命的なミスを犯してしまいがち。1次スクリーニングが、自分の作業と精度を高めるもとです。更にインプットデータを作成する人の人間的特性、例えば、常に提出期限を守らないとか、簡単な計算ミスをするとか、提出先のリクエストが分かっていないなど、複数の視点で作成者の傾向を知っていると、チェックのしどころが明確になります。


今週いっぱいは、こういった作業で、フル操業が続きそうです。

【2006/01/17 00:33】 | 管理会計
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新聞と一緒に入っている電化製品のチラシやジャパネットたかたのテレビ広告でよくあるのが、限定20台とか先着10名さまといった希少性の訴求。この希少性の影響力は、人の心を動かしてしまうんですね。

「影響力の武器」の例で取り上げられていたのが、クッキーの研究です。少ないクッキーはたくさんあるクッキーよりも高く評価され、また、たくさんあったのにその後少なくなって希少価値がでたクッキーは、一層高く評価されるのだそうです。お店に商品を探しにいった時に、「最後の一つです。お客様はラッキーですね。」といわれると得した気分になり、ついその値段で買ってしまったりするものです。これは急いで買い求めないといけない気分にさせるからだそうです。数少ない資源を求めて競争しているという感覚は、人々を強力に動機付けるとCialdiniは指摘しています。

この原理を使って中古車販売を行っているCialdiniの弟リチャードの例が素晴らしかった。リチャードは、車を売っていたのですが、その場所は、ショールームでもなく、カーロットでもない。週末に誰かが、個人的に新聞紙上で出した中古車を数台買っておいて、それに洗車以外何も手を加えることなく、次の週末、決められた額を上乗せして販売できたのです。彼が使ったテクニックは、興味を示すお客を同時に集めることなのです。これによって、限られた資源を求めて競争する雰囲気を生んでいたのです。

彼の頭の良さには感服します。巧妙に希少価値を出すことで、顧客から契約を獲得することができるのです。人に、価格交渉の余地を与えず、早く契約をしてしまわないと思わせる仕組みが重要なのでしょう。

以上で、「影響力の武器」の6つのカテゴリは終了。是非、何か知恵がいるなと思ったときには、この6つの切り口を参考にすれば、きっといいアイデアが浮かぶかもしれません。私も、頭の中に、いつでも引き出せるようにしまっておきます。





【2006/01/15 22:28】 | マーケティング
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権力者が人に影響を与えるということは、容易に想像しやすいですね。6つのカテゴリの中で一番明快でした。この人の言うことなら安心と、疑念を持たなくなる現象は、Cialdiniの書いた1991年ごろでもありますが、つい最近起きたソウル大の黄禹錫(ファン・ウソク)教授のES細胞論文捏造事件でも同じだと思いました。

韓国国民をはじめ、世界の研究者が、彼の論文に疑念を持たなかったのなぜだろうか?そこを考えることでAuthorityの武器の特性を見極めることができます。彼は、韓国の中で、もっともノーベル賞に近い人材と目されるほど、注目された人でした。つまり、彼なら、そんなことをやり遂げるに違いないと自動的な反応が起こっていたのであろう。研究者やマスコミまでが、この影響力を受けていたことになります。この記事をみれば、その期待のされ方がわかります。

また、日本で言えば東大教授のようなソウル大教授という肩書きや知的と思わせる服装も自動的反応の後押しとなったのでしょうね。

このような影響力に対して、正しく判断するためには、次の2つの質問が役に立つそうです。
①この権威者は、本当に専門家なのだろうか。
②その専門家は、どの程度誠実なのだろうか。
常に、この2つにことを頭に入れて質問すると、騙されずに済むとのこと。つい、有名な大学の先生の話となると、私もすぐに盲目的になってしまう傾向があります。気をつけなくては。。。

ただ、もっと高度なテクニックとなると、自分の誠実さを逆手にとった専門家もいるそうです。例えば、高級料理店で少し安い料理をお奨めしてくれる専門家は、話の裏に何かがあるのかもと一度疑ってみた方が良いらしい。専門化が自分の利益に反して話をしているように見えるときは、更に用心がいるとcialdiniは警告しています。

自動的な反応を起こさせないようにするにもエネルギーが要るものですね。

【2006/01/14 23:54】 | マーケティング
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久しぶりです。
スマート・アイ
こんにちは。

中学時代の野球部の一つ先輩のSと言えば思い出していただけますか?
年賀状整理していて、ブログのことかかれてあり、初めてのぞいて
みました。毎日継続されているのが凄いですね。

影響力の武器は、私も仕事柄、読んでいました。
相手との心理を利用して入ってくるので、
何かあれば、断るのが一番。

また、落ち着いたら一度お会いしたいですね。



ご無沙汰しています
Big Voice
スマートアイさま

初めてのコメントありがとうございます。ご返答が遅くなり申し訳ありません。
>影響力の武器は、私も仕事柄、読んでいました。
さすが、良書を見つけるのは早いですね。

>相手との心理を利用して入ってくるので、何かあれば、断るのが一番。
しかも上手に断ることが重要ですね。心理作戦にまけない論理をもっておくことが一番。簡単に人を信用しないことですね。あまりに、考えると人間不信になってしまうのでご用心を。

>また、落ち着いたら一度お会いしたいですね。
また、こちらの時間が取れる日をご連絡いたしますね。
取り急ぎお礼まで。



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自分が好意に思っている人の意見をよく取り入れたりすることはよくあること。CialdiniのいうLikingとは、この好意的な思考を商売や社会活動に活かすことです。

人が好意を持つ条件とは何か?恋愛とは少し異なる点はあるが、基本的な要件は同じです。自分の経歴や趣味が同じであると武器の威力が高まるのです。車のセールスマンがトランクルームにあるゴルフバックをみて、ゴルフのお話をしたりするものこの影響を行使したいためです。また、保険会社のセールスマンなら、自分の年齢や宗教、喫煙の習慣などが相手と似ていると、顧客は保険の契約を締結しやすいとのことです。不思議なものですね。自分に似ていると自然と相手に好意を持つ傾向があるなんて知りませんでした。セールスマンなら、明日からでも実行できることですね。是非試してみましょう。顧客に気に入られようとする努力が活かされることは心理学的にも立証されているんですね。

自分の知っているものやその人の身体的特徴が要因となることもあるようです。例えば、私が良く行うことは、お店の勤めるお姉さんが美人だった場合。この人をみるためにわざわざ出向いたりしますね。不細工なお姉さんよりも美人のお姉さんの方が、好意をもちますね。これは避けがたい事実。最近のNHKのアナウンサーもベッピンになってきたこともこの影響力を行使したいためでしょうか?

いずれにしても、相手と共通する何かをもったり、類似するものがあるとその影響力が高まるのは事実なようです。私も、顔も知らない人でも同窓生や同じ会社の人なら、好意をもってしまうのは、こういったことが要因なんだと、改めて認識しました。

【2006/01/14 01:33】 | マーケティング
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影響力の武器を示す6つのカテゴリのうち、「Social Proof」という単語が、一番ピンと来なかったです。訳すと社会的証明ですが、一体どんなことなのか?

この社会的証明の原理とは、他人が正しいと考えていることに基づいて物事が正しいかどうかを判断することなのです。みんながやっているから、俺も、その通りにするといった行動の論拠には、この性質が使われていたんですね。俗に人に流されやすいと言われる人は、この影響力を受ける傾向が強いということです。本では、録音笑いや犬を恐ろしがる子供の対処方法、街中で起きた女性殺人事件の通報者の話などが取り上げられていました。例を見れば見るほど、その影響力がよく理解できます。

特に、殺人事件の件については、現代の都会生活に起こりがちな内容にうなづきました。多くの人が、殺人現場を見ているより、限られた人間が現場にいる方が、通報される確率が高いということ。群集では、集合無知の効果という現象が起きるようです。何となくイメージでは持っていましたが、心理学的にも立証されているですね。

この原理が、特に効果的に作用する条件とは、不確実な状況に置かれたときです。気持ちが疑心暗鬼になって、自身がもてない、そんな時には、他人のとった行動が頼りになるのでしょう。しかも、自分と非常に類似した特性を持つ人には、この影響が著しいということ。類似性は、他人の行動まで変えてしまう可能性があるんですね。
猿真似が上手といわれた日本人は、この傾向が強いのかもしれませんね。

プロモーションで、はやりの有名人を使うことは、暗にこの種の武器を使っていたんですね。キーワードは、他人の行動、自分との類似性、不確実さです。この種の現象をうまく使うためにももう少し理解を深める必要がありそうです。


【2006/01/13 01:40】 | マーケティング
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タイトルを訳すとコミットメントと一貫性。これらがどのように人の心理に影響を及ぼすのか。「影響力の武器」を読んで、改めて考えてみました。

人は、一度ある約束をするとそれを守ろうとします。また、契約をしてしまうと、それを達成しようと努力します。子供の頃から約束毎は守りなさいとよく親や先生から教育を受けたものです。この特性を、ビジネスや社会活動に活かしたのが、この項目です。本の例でいうと、中古車販売や中国で捕虜となった米軍兵士が挙がっていました。特に中国が、米軍兵士の心を少しずつ変えていくプロセスに、この手法を使っていることにしたたかさを感じました。短い言葉でいうと、小さいことから始めて、そこから築き上げると効果的だそうです。

具体的に言えば、捕虜となった米軍兵士にアメリカの問題点を記述させ、そこにサインをさせるのです。それで、捕虜仲間同士討論させて、本当に米国の悪いところを述べさせるのです。中国人は、このエッセイを使って、自軍の協力者として、反米ラジオで流し、名前を公表するのです。すると、自分が、敵軍の協力者になってしまっている事実をしるのです。本人には米国を売るつもりはなかったのに、記述してしまったことで影響を受けるのです。書いたことに見合う行動をとろうする傾向を利用することで、ほとんどの米軍兵士が、強い脅迫や強制を受けることなく、中国の協力者に変身していったという。恐ろしい話です。
オウム真理教も最初は、この手のCommitment and Consistencyを絶妙に使ったのかもしれませんね。

目標を宣言して、紙に記述し、それを目のつくところに貼っておくと効果があるという話をきいたことがありますが、これも、項目に該当しますね。また、ブログは、記述されている公開されていることが、達成意欲を高める一助になっていると思っていましたが、心理学的な裏付けもあることがわかりました。

【2006/01/11 23:33】 | マーケティング
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昨日の影響力の武器に関連してもう少し詳しく。
影響力の武器とは何かと私なりに定義すれば、「人間の自動的な反応を使い、複雑な思考プロセスを省略し簡便的な行動を導く行為」と思いました。ある種の固定的な行動パターンを導き出す行為には、どんな種類があるのかというと、チャルディーニは、次の6つのカテゴリにスッポリ当てはまるといいます。
①Reciprocation:返報性のルール(お返し)
②Commitment and Consistency:コミットメントと一貫性
③Social Proof:社会的証明
④Liking:好意
⑤Authority:権威
⑥Scarcity:希少性
この6つの単語だけ見ても、全くピンとこないと思うのですが、実例を読んでいるうちになるほどと頷いてしまいます。

まず、今日はReciprocationから。
私の実家も田舎なので、小さい頃に、他人から何かものをもらったり、親切な行為をしてもらうと、それ以上のお礼をしたりしていました。そのことを思い浮かべれば、Reciprocationのメカニズムが容易に想像できました。Reciprocationとは、受けた恩義以上に将来報いなければならないという義務感を必然的に発生させることです。例えば、アムウェイ社の無料試供品の入ったバッグ。このバックを受け入れた顧客は、試供品だけれども使ってしまったという義務感に駆られ、販売員がバッグを回収にいくと、その半分は実際に商品を購入するという事実があるらしい。人間の心理をついた絶妙な販売方法ですね。本では、このアムウェイのほかに、クリシュナ協会、カーター政権などの例が取り上げられていました。

相手が気が付かないレベルで、Recipricationを使えると徳がある人のように映るものです。反対に、相手にすぐにばれるやり方は、恩着せがましく見えるので要注意ですね。この種の現象が、世の中で自動的に発生するということを知っているのと、知っていないのとでは、自分の損得に大きく影響します。道徳に反した使い方をするのはご法度ですが、相手に喜んでいただける恩を売ることは、将来の事業の発展に繋げられる可能性が高いということでしょうか。頭にインプットしておいてもいい項目です。

【2006/01/10 22:48】 | マーケティング
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年末に、MBA仲間に紹介していただいた書籍「影響力の武器」を入手。ハーバード大学では教科書になっているそうなのですが、私は、この書籍の存在をしりませんでした。ハードカバーで3465円もするほど高価なのですが、なかなか読み応えがあります。流し読みができない部類の本で、章単位でレビューしていかないと、頭から内容が零れ落ちそうです。

心理学の領域に入った書籍なので、最初は組織行動論に近い内容なのかと思っていたら、実は、消費者の心理をつかむのにぴったり。マーケティングの分野に近い本でした。

例えば、洋服店に入って、いろいろ勧められて自分で思ったより高いものを買わされてしまったということは良くありますよね。私の体験では、スーツを買おうと思って店に入ったが、実際に自分で予定していたよりも高価なスーツの他に、ネクタイやシャツまで買ってしまったということがありました。これは、店員が最初にかなり価格が高い商品を見せておいて、その後にそれより少し安い商品を見せると後で見せた商品が一見安く見えてしまうというコントラストの原理を使っていたんですね。私が結果的に想定していたより高価な買い物をしてしまった現象を見事に説明しています。実は、店員が影響力の武器を密かに使っていたということが、この書籍を読んで初めて分かりました。心地よく騙されるということはこのことかと思った次第。心理学を使った営業の方法を取り入れているんですね。

この他の例としては、住宅販売の時に魅力のない住宅から見せる方法もこの種の技です。「セットアップ物件」といって、最初からリストの中にボロ家を1~2件入れて置くそうだ。すると、後から見た物件が、非常に良く見えて、得な買い物をしたという印象をもつテクニックです。今の時代にこの方法が通じるかどうか分かりませんが、人の心理を突いた営業だということが分かります。

影響力の武器は、単に上で述べたことだけでなく、もっと幅広い内容で実証されています。振り込め詐欺や、霊感商法といった人を騙す商法が使うテクニックも見事に解明してしまう内容です。倫理的に反することは論外ですが、この種のテクニックを理解し、いい方向に使えば、実に戦略的な考え方ができると思った次第。詳細は、後日述べることにしますが、5つ星(★★★★★)のお奨め書籍です。3000円以上の投資をする価値があると思いました。

【2006/01/09 19:53】 | マーケティング
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コミュニケーション力って一体何だろう、そんなことを思って購入した書籍が、齋藤孝さん著作の「コミュニケーション力」です。以前に、子供向けの書籍「ガツンと一発」シリーズで読んだことのある作者だったので興味を持ちました。齋藤孝さんは、NHKの「にほんごであそぼ」の制作もなさっているんですね。いつも、子供がコニタンこと小錦の話をするのですが、この番組の大元の企画者だったとは後からしりました。この齋藤孝さんは、本当に頭がいいですね。教養も豊富で、わかり易いというのが印象的。さすが子供向けの作品を手がけているだけあってよく噛み砕かれていると思いました。

齋藤さんの定義では、コミュニケーション力とは「意味を的確につかみ、感情を理解し合う力」としています。コミュニケーションとは、意味や感情をやりとりする行為であり、この2つ軸で表現できるという。齋藤さんがコミュニケーション力を向上させるために、特に重要視している基本原則は
①目を見る
②微笑む
③頷く
④相槌をうつ
だそうです。

いずれの項目も、他の書籍、例えば、ロジャーフィッシャーさんとウィリアムユーリーさんのハーバード流交渉術や伊藤守さんの人を動かす10の法則で知ったことばかりですが、改めて読んでみて、自分には出来ていないことばかり。以前に取り上げた浜村淳さんは、この手の技術に長けているのでしょうね。対話する時に、もう少し意識をしないといけないと思った次第。

更に、もっと上手をいくためには、相手の癖を見抜くことだそうです。例えば、全く、理解していない状態で、いきなりぶしつけなことや皮肉などを言われるといたく傷ついてしまうが、そのような話し方の癖を持っている人だとわかってコミュニケーションをしていれば、さほど驚かなくてもいいという。要は、相手の言いたいことをよく理解し、自分の言葉で要約し、表現できるようになればいいのですが、そこに到達するまでの道のりが長ければ、挫折してしまう。また、入り口で理解を拒否してしまう。そんなことにならないように癖を見抜くのだと私なりに理解しました。

頭では分かっていてもなかなか実行できないのがこの種の対人スキル。自分のものとするためも、最初は、相手の述べていることを繰り返すことくらいから始めるとしましょうか。これを実行していくには本当に我慢が要ります。「なるほどそうだね」といって、自分の意見をグッと抑えながら、適時に、斬新な切り口でコメントしていく力を養いたいですね。

【2006/01/08 20:38】 | 組織行動
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討?海
>一度決心したら死ぬ
>守ってあげたいって思うでショ
ロリコンの生い詁擦任后

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先月調査に回答した結果が正月に届いていたので、本日、昨年度の初回の調査結果と比較しながら分析結果を見ました。一言で言えば、「あなたのこころは健康です」という診断でした。自分では悩み事も多いのにと思っていても、客観的な定量調査では、そのように解析されてしまうんですね。日頃の行いやものの考え方が理想に近いなんて、思ってもみないコメントがついていました。

昨年と同じ傾向だったのが、チャレンジャブルな仕事への欲求が高いところ。他の項目に比べて著しく大きかったです。2年連続同じ傾向があるということは、本当に私は、そのような傾向があるのか、この調査がそのような結果が出る仕組みなのか、どちらかと思ってしまいます。いずれにしても、心の病の傾向がないというだけでも安心しました。

ただ、コメントの中に参考となる一口メモがありました。私にとって、耳の痛いコメントでありますが、真摯に受け止めて活かしたいですね。
******************
あなたの部下について、是非一度振り返っていただきたいことがあります。自分であれば過去の経験を活かしてなんとか出来てしまうと思える仕事でも、経験の少ない部下にとっては、やり甲斐や意欲よりも不安やプレッシャーが勝ってしまい、思うような結果が伴わず過重なストレスを被ってしまうことがあります。仕事の成果を重視することは言うまでもありませんが、一人一人の部下の成熟度や能力を踏まえた上で、仕事の面白さや働き甲斐を伝えながらきめ細かい指導育成を通じて、結果だけでなくプロセスにも関わるように心がけたいものです。
******************
部下の成熟度と能力を踏まえた指導というのは、頭では分かっていても実は難しいですね。動機付けさせることは特にです。常に、1ランクの上の視線で物事を見るように指導はしているものの、つい、これくらいのこともできないのかという論調になってしまい、いつもプレッシャーをかけているように思います。普段からのコミュニケーションを大切にして、誤解のないように努めたいと改めて思いました。

【2006/01/07 20:00】 | 組織行動
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お正月に届いた年賀状をもう一度整理。毎年のように転居を繰り返している人、新しく子供が生まれた人、足を骨折しながらも仕事を続けた人、海外旅行を楽しんできた人など、過去1年に起こった出来事を掲載してくれていると、いいものですね。このはがきのやり取りのおかげで、今どんな風に暮らしているのかが分かります。特に写真がついているとリアルに感じます。

最近では、インクジェットプリンターが普及したせいか、複数の写真を貼り付けている人が増加しています。家族揃ったいい写真がなく、1枚だけでは、表現しきれないという欲求からなのでしょう。また、夫婦揃って写真を載せている人が昨年に比べて減少。子供だけの写真という家族も増えてきました。だんだん、年老いてきて表情を載せる勇気がなくなってきたせいなのでしょうか。受け取る側としては、多少小皺が増えていても夫婦揃っている方が印象がいいですがね。心境の変化が伺えます。ある人の話では、毎年家族全員が入った写真をとってその変化をアルバムにつづっている家族もあるようです。

私のようにブログを書いている人も身近に増えました。アドレスが掲載されている場合は、すぐにアクセス。ある人の場合は、お家を建てたことかがきっかけのようでした。来年まで続いているかが楽しみです。いずれにしても世相を反映しているなと思った次第。

めったに連絡することがない人でも、遠慮なくメッセージを伝えることができる年賀状。ネットの世界にはない暖かさがあるように感じました。この風習は、学生の頃には面倒くさいものと思っていましたが、この年になっていいものだと思うようになってきました。

【2006/01/06 23:26】 | 気付き
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正月休みが終わって、本日から仕事始め。毎年1月は予算編成作業が極大値になると同時に、他の定期作業とも重なる関係で慌しくなる傾向にあります。本年も例年と変わりなく、朝からいきなりアクセル全開にしないといけない状況になりました。年始の挨拶が終わるや否やすぐに上司に呼ばれて指示を受け、終日その作業に没頭。おかげさまで先程帰宅した次第です。テンションをいきなり上げるのって難しいですね。昨年の年初は、4日に助走したので、年始はそうでもなかったのですが、今年の4日はプリキュアデイになったので、仕事のリズムがすぐに戻りませんでした。「とっととお家に帰りなさい」と言われなかっただけましかもしれませんね。

そんな仕事モードのギアが完全にトップに切り替わっていない昼休みに、同期入社のメンバーとの間で出た話題が厄除け。会う人会う人が、正月に厄除けを受けてきたとの事。そういえば、昨年1歳上の後輩が、長期入院したことが頭を過ぎりました。確かに、正月、義理母にも「あなたは前厄だから厄除けを受けておきなさい」と言われたことが重なり、妙に心配になってしまいました。私は迷信を信じるタイプでも信仰深いタイプでもないのですが、魔よけと思って、早いところ参っておいた方がいいなあと思った次第。

明治神宮のHPを見ると確かにこんな言葉が掲載されていました。
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日本には古来、人生の節目を「厄年」として慎む習慣があります。厄年とは一生のうち何らかの厄難に遭遇する恐れの多い年齢をいい、医学の発達した原題においてもなお、万事に慎まねばならない年齢として人々に意識されています。
厄年は、現代の生活にもあてはまる人生の転換期であり、肉体的にも精神的にも調子を崩しやすい年齢といえます。心身のさまざまな災厄を祓うために、厄年には厄祓いの祈願を受けて、明るく清らかな心と健康な体で、より充実した生活にいたしましょう。
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今までと同じ生活を送ろうとしても、体がだんだん付いてこなくなってくるよというメッセージなのかもしれません。仕事の仕方、体に対するケアの仕方を見直しなさいという忠告しているのでしょう。後悔する前にお参りを済ましておきたいですね。

【2006/01/05 23:51】 | 気付き
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本日は、二人の娘と約束していた映画に行ってきました。毎週日曜日の朝8時半に放送されている娘の大好きなアニメ「ふたりはプリキュア」の上映版です。テレビでは30分完結版ですが、映画では、80分ものになっていました。単純に娘と同じ視点で見ていては、時間の無駄なので、このアニメがなぜうけているのかという視点で見るようにしました。

このアニメは、少女向けなのに「ヒロイン」タイプではなく「ヒーロー」もの。パターンでいえばウルトラマン型ですね。そしていつもテーマを教訓染みた内容としているのが特徴です。映画では「友情」がテーマでした。話題としては、少女たちの身の回りでよくある出来事を取り上げています。基本的なストーリーは、悪者がやってきて、そのピンチを助けるために、決まり文句を唱えて戦士に変身し、最後に、サンダー・ストームという特別な光線で相手をやっつけるというパターンです。いつも1パターンなので、安心してみていられるというメリットがあります。水戸黄門とも共通の部分がありますね。

特徴的な素材は、フリルの付いたかわいい衣装のほかに、ラクロスというマイナーなスポーツ、カード、携帯電話、トランプといった現代少女の興味を引くものを使っています。娘にこのアニメのどこがいいのかを尋ねると、主人公であるなぎさのおちょけたところだと言います。単純な戦士ストーリーに加えて、少女ギャグを入れ、滑稽な表情を見せるところが魅力的に映るのかもしれません。

というところで、プリキュアの受けている要因は、

1.ストーリーの分かり易さ
2.衣装がかわいい
3.かわいいけどお茶目な主人公
4.親が見ても倫理的に違和感がないところ
5.ターゲット読者(視聴者)の年齢層が明確なところ

がポイントだと思いました。
この作品をみて、原作の東堂いづみさんがどんな方なのか非常に興味がわきました。年齢がそこそこいっておれば、その分析力を伺ってみたいですね。

【2006/01/04 17:43】 | マーケティング
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昨日は、25年ぶりに小学校の同窓会。年末に出会った友人と企画し、地元に残っている友達の努力で、8人が集まりました。また、小学校の担任の先生も出席していただき本当にうれしかったです。やんちゃな子だった人も丸く大人になって、いいお父さんになっていました。

私は、今まで自分の幼少時代の友達と会っておらず、地元から離れて16年近く経つので、全く音信不通の状態でした。しかし、この年になって、みんなと会いたいなあという気持ちが湧いてきました。地元で育った時のいい思い出も、悪い想い出も清濁併せ呑むことができるようになったということでしょうか。いずれにしても、ようやく自分の過去に真正面から受け止めることができるようになりました。

なぜ、そんな心境になったのか分かりませんが、過去を否定して生きるより、それも一つのステップとして必要だったと前向きに考えられるようになったからかもしれません。次回は、もっとたくさんのメンバーとお話がしたいと思った次第です。

【2006/01/04 09:22】 | 気付き
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今年の正月は、天気もよく、外出するのでも快適に過ごすことができました。食事をするのでも買い物をするのでもCVSや大手スーパーも開いているので不自由することがなくなりました。反対に、季節感が乏しくなったということなのでしょうね。

今日は、イオンに買い物でかけましたが、混んでいるところは、衣類と子供向けの商品が多いところだけです。果たして、この正月向けコーナーのためだけに他のエリアも開店する意義があるのか疑問にも思ってしまいます。メーカーが休みであるために、在庫を持つリスクが大きく、あまり利益がでるようには思えません。福袋がそのリスクヘッジ機能になっているのかもしれませんが、売れ残りは、非常に怖いですね。店舗によって異なるのかもしれませんが、私の訪れたジャスコ三木店には、それ程、盛況感を持ちませんでした。テナントとして入っているところも、お付き合いで開店している状況です。正月に営業すると、反ってマイナスになることも多いように感じました。

顧客は本当にスーパーの正月営業を望んでいるのかと疑問に思った次第。売り手側の思い込みなのではと思ってしまいます。

年間、ダラダラと販売活動するのではなく、営業と休業のメリハリをもって、テンションを持つことの方が、従業員のモチベーションも上がるような気がしてなりません。顧客重視とはいえ、最終的に利益につながらないような活動であるなら、敢えて積極的に行うべきことでもないと思います。365日ずっと休みのないコンビニの登場で、スーパーのあるべき姿が変わってしまったような気がします。

【2006/01/02 21:11】 | マーケティング
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新年明けましておめでとうございます。

昨年5月28日からブログを始めて、はや半年以上が過ぎました。一時期中断した時期もありましたが、ほぼ毎日投稿できているのは、こうやって見ていただいている皆様のお陰であり、本当に感謝しております。ノートに書く日記と違い、人に見られることを前提にして書いたメモ帳がブログ。他人に見られる機会が多い女性は、いつまで経っても若く、美しく見せようという力が働くという話がありますよね。これと同じで、ブログもいつも見られているということで、モチベーションを上げられる一つの契機となっていることに間違いありません。ご意見や反論が刺激となって、新たな活動意欲が湧いていくるものです。

私の友人のブログは、遠くに住んでいる家族や親戚が毎日見ているのだそうです。電話や帰省などで、何の音沙汰のない息子でも、ブログを通して、無事生きていることを伝達できるのは、今までにない新しいコミュニケーションツールだとか。「この前、○○に行っていたのか、とか、私もこの本読んだよ」など、今まで家族になかった種類の会話が突如生まれたりするのだそうです。いいお話だなと思って羨ましくなりました。

私が送付した年賀状をみて、初めて閲覧いただいた方は、左のBig Voice宛メールフォームから「見たよメール」を送っていただけると光栄です。元気にしていることが、インターネット経由でもお伝えすることができることを実感いただけると思います。

羽生善治さんがご自身の著書「決断力」の中で「才能とは継続できる情熱である」と述べているように、小さなことでも継続していくことが自分自身の能力向上に繋がると信じています。つたない文章でも小さなコラムを毎日積み重ねることで、新たな知識創造ができればと思っています。

皆様にとって、ご多幸となる1年になりますように。。。

【2006/01/01 09:00】 | 気付き
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Polaris
げげげ
去年は淀まずに歩み続けるたくさんの友達に刺激を受けた一年でした。
BigVoiceさんありがとう。またひとつ歳をとってしまったけれど、
今年は私も私なりに思いっきり跳躍を試みたいと思っています。
簡単ではないけれど、いつも心にPolarisを・・・BigVoiceさん、みなさん、今年もよろしくお願いします。

煌くPolaris
Big Voice
げげげさん

いつも見ていただき本当に感謝いたします。

Polarisのように、いつも心の中で煌いている人って素敵ですよね。見ていて、あこがれます。自分も、そんな端くれの流れ星にでも成長できればと、努力していきたいです。げげげさんをはじめ、周囲からの刺激がなかったら、今の私はなかったでしょう。苦しい時、つらい時に、一声あるだけで前をむく勇気が湧いてきたりするものです。今後ともこのネットワークを大切にしていきたいと思いますので、適宜刺激あるコメント期待しています。
今年も前進ある1年にしたいですね。

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